さまざまな薬

緊張対策で薬に頼るのは危なそうです

息子は大事な場面になるとパニックを起こすタイプのようです

息子は昔から人前にあまり出たがらないタイプでした。家族と話しているぶんには特にありませんが、学校で人前に立つと、顔が赤くなり汗がドーっと出るそうです。
緊張しやすい性格だと本人も分かっているそうですが、学校の試験や模試を受ける際、とても苦労したと言っていました。

問題を読んでもいまいち理解できなかったり、マークシートの解答がズレてしまったりすることがあったようです。
受験当日は息子に限らず、受験生全員が緊張しているものなので、勉強したはずの内容が思い出せないこともあるかもしれませんが、緊張が原因で勉強の成果が出せないとなると、本人はとても悔しいと思います。

精神科に行くことを考えていたが少し踏みとどまった

当日リラックスして試験を受けられるよう、精神科に行くことを考えていましたが、薬を処方してもらうのには少しためらいがあったので、同じ体験をされた方がいないか調べてみました。
すると、女性法律家の方で受験当日にパニックになったという記事を発見。すぐに読みました。

道に迷うことがあることも踏まえなければならない

女性は弁護士資格に必要な試験を受けるため、会場に向かっていたそうですが、指定された会場に行くのに迷ってしまったそうです。
試験会場ではスマートフォンの持ち込みが禁止されていたため、手元に検索できるものがない状態。偶然通りかかった人に道を尋ねたことで無事会場にたどり着き、試験を受けられたとのことです。

マークシートの解答ズレはきちんと見返す

試験中もパソコンの音が気になって集中できなかったり、息子と同じようにマークシートの解答がズレていたりしたそうです。
鉛筆や消しゴムをきちんと持っていたので、ことなきを得たみたいですが、ズレていることに気づけなかった場合、今までの努力がすべて水の泡になったかもしれません。

緊張しやすいタイプであることを自覚する

この方の記事を読んで、緊張しやすいタイプの人は、そのことをきちんと自覚することが必要だと感じました。
道に迷うのが不安な場合は、試験前に一度その場所に出向いておくと、当日は会場までのルートが分かっているので安心して向かえます。

起こり得るトラブルが起きないように願うではなく、それが起きてもすぐに対処できる方法を考えることが重要なのですね。
息子本人も気をつけていると思いますが、マークシートで解答する場合は、試験時間ギリギリまで見直すよう伝えます。

今のところ精神科にお世話になっていませんが、症状によっては診てもらったほうが良いケースもあるかと思るので、気になる方は医師に相談するのも一つの手だと思います。