学費免除なるものがあるそうです
息子には自分がやりたいことを学べる医学部で勉強して欲しいですが、気がかりなことはやはり学費です。
安いところに越したことはないですが、料金の安さを第一に大学を選んで欲しくありません。
そんなとき「大学によっては学費免除制度があるよ」と息子が教えてくれました。
息子が行きたい大学にはそのような制度が充実しているのか分かりませんが、利用できるものは利用しないと損ですよね。
順天堂大学の免除制度
少し調べてみたところ、各大学によってさまざまな制度が設けられていることが分かりました。
順天堂大学では、学費減免制度(A特待生)と学費減免制度(B特待生)という制度があるそうです。
この制度を受けられる条件は、医学部入学試験で、学力試験および人物識見が極めて優れている合格者であること。
試験点数はもちろん人物評価も重要になるので、学校のテストだけでなく、部活動やボランティア活動を行っているとより評価されるかもしれません。
学費減免制度(A特待生)のすごい点は、6年間で最大1880万円が減免されるところです。
この制度に選ばれた合格者は、2年間の授業料をはじめ、施設設備費や教育充実費(合計448万円)が免除とのこと。
2年次の学費減免が適用される条件として、1年次の総合成績で上位1/3以内を修める必要があるそうなので、日々勉強は当たり前ですね。
ちなみに3~6年次の場合は、先ほど述べた成績基準をキープしつつ、他学生の模範だと認定されなければならないそうです。
模範と一言にくくられると難しいですね…。成績はもちろん、研究発表やレポートなどでレベルの高い内容を提示する必要があるのでしょうか。
模範となる方が近くにいれば、何となくイメージがつきやすそうですね。
東京慈恵会医科大学の特待生制度
東京慈恵会医科大学の特待生制度は、入学試験の成績上位者に対し、初年度の授業料を全額免除するシステムがあるそうです。
その人数はわずか5名。狭き門ではありますが、それを狙っている人はたくさんいると思います。
2年次では、前年度の成績上位者を特待生とみなしたうえで、当該年度の授業料の半額を免除してくれるとのこと。こちらの人数枠も5名だそうです。
他にも学費免除制度を設けている大学はいくつかありました。
息子が行きたい大学に免除制度があれば是非利用してもらいたいですが、成績上位・人物評価がかかわってくるので、相当厳しいと思います。
でも個人的にはそれを狙う覚悟で大学受験に挑んで欲しいですね。